花様衛士の各話あらすじ！見どころも簡単に詳しく紹介します！

中国ドラマ『花様衛士～ロイヤル・ミッション～』は2019年から2020年にかけて放送された時代劇ミステリー。

本格的な現代推理劇のストーリーと時代劇が上手く融合されたことで人気を博したドラマなので、ご存知の方も多いのでは？

そんな話題のドラマ『花様衛士』各話のあらすじと見どころを簡単に詳しく解説していこうと思います！

55話となかなかのロングドラマですが、丁寧で緻密なストーリー展開にはまる人が続出だとか。

それでは各話あらすじと見どころを簡単に詳しく、かつ分かりやすく解説しますので、まだ視聴していない方は参考にしてくださ～い♪

 

花様衛士の各話あらすじ一挙紹介！

#花様衛士 所轄警察官の元気いっぱいヒロインと秘密警察のヒーロー、という華流捕物帳として面白いんですけど、原題「錦衣之下　Under The Power」の方が圧倒的にカッコいいのですわ、なぜ変えてしまったのか…（錦衣衛というのが上記の秘密警察のこと、そこに渦巻く陰謀的な…） pic.twitter.com/94odhFMxSR

— 五平餅 (@CDnS6kHbBn6CVoR) September 26, 2020

冒頭でも少し紹介しましたが、時代劇ミステリーというジャンルが中国では新たなトレンドになっているんですって。

ロマンティックなラブ史劇に、事件捜査ドラマの緩急を加えた新感覚ミステリーなので見どころが満載なところがポイント。

日本でも中国ドラマにはまる人が増加中なので、早速あらすじを紹介していきますね。

 

花様衛士あらすじ｜第1話

明朝、嘉靖年間。六扇門の捕快･袁今夏（えんきんか）は兵部郎中･曹昆（そうこん）の焼死事件の現場に向かった。検視の結果、亡骸は曹昆自身だと判断した今夏だが、そこへ乗り込んできた錦衣衛の陸繹（りくえき）は見立ての誤りを暴き、独断で捜査を取り上げたうえ、今夏の銃を持ち去る。陸繹に曹昆の事件を錦衣衛より先に解決できれば銃を返してやると言われた今夏だが。。

 

花様衛士あらすじ｜第2話

今夏は曹昆の隠れ家を城外で発見。楊岳が現れないため、1人で曹昆を捕らえようとしたものの、銃がないため逃げられそうになる。その場で傍観していた陸繹が曹昆の前に立ちはだかるが、手柄を取られまいとした今夏が手を出したため、結局、取り逃がしてしまう。腹の虫が治まらない今夏は陸繹を出し抜くため､曹昆の娘の動きから手がかりを探り、曹昆は都の質店にいると目星をつけ質店に向かうが。。。

 

花様衛士あらすじ｜第3話

今夏と陸繹は盗まれた兵力配置図を取り戻したが、事件の黒幕を聞き出す前に曹昆は殺されてしまう。曹昆の腕には倭寇とのつながりを示す入れ墨があった。陸繹は皇帝から命令を受け、皇族であることを笠に着た健椹（けんちん）親子の横暴の実態を調べることを表向きの名目に、兵力配置図盗難の背後にいる黒幕と、その陰謀を探るため揚州に向かう。楊程万に陸繹の調査へ協力せよとの指示が下り、今夏と楊岳も同行する。

 

花様衛士あらすじ｜第4話

船が出航すると陸繹は船室に程万を訪ねた。2人の話を盗み聞きした今夏と楊岳は程万がかつて陸廷の配下で錦衣衛の精鋭だったことを知る。師匠が錦衣衛を辞めた理由を聞き出すため、今夏は陸繹に取り入ろうとするが、そのことで程万にとがめられ罰を受けるはめに。師匠に告げ口された今夏は陸繹への反感を募らせる。そんな中、奉国（ほうこく）将軍に届けられる祝儀の品々が船室から消え、今夏らに疑いがかけられた。

 

花様衛士あらすじ｜第5話

幽霊船に乗り移った陸繹と今夏は怪しい船の正体を見破ったが、浸水し始めた船から逃げ出す際、軽身功ができない今夏は水中に落ちてしまう。水面に浮かぶ蝋や船の喫水線から、ある仮説を思いついた今夏は船側を探り、船底の密室に祝儀の箱が隠されているのを発見する。しかし黒装束の人影が現れ今夏は水中に引きずり込まれた。刃物を持って襲いかかる黒装束の男に必死で抵抗する今夏、意識が遠のいていき…。

 

花様衛士あらすじ｜第6話

謝霄（しゃしょう）は沙修竹（さしゅうちく）を助け出すため、今夏から盗み取った制牌を使い牢獄に。しかし逆に捕らえられ、からくも上官曦（じょうかんぎ）に救い出される。一方、制牌をすり替えられた今夏は陸繹から賊との関係を問いただされる。逆上した今夏は売り言葉に買い言葉で賊の仲間だと認め、陸繹から「出ていけ」と言われて涙する。すり替えは謝霄の策だったと気づいた今夏は烏安幇に乗り込む。

 

花様衛士あらすじ｜第7話

謝霄と飲んで酔い潰れた日の翌朝、今夏は楊岳とともに修竹の護送に同行せよとの命を受けた。しかし護送の途中で賊の襲撃を受け、修竹に逃げられてしまう。単身、修竹を追った今夏の前で覆面を取った賊は、なんと謝霄だった。謝霄は修竹の引き渡しを拒み、修竹の代わりに自分を殺せと迫る。謝霄の義侠心を理解しつつも、みすみす見逃すわけにいかない今夏は、取り逃がした体を装うため、自分の腕を斬って逃げろと言うが…。

 

花様衛士あらすじ｜第8話

10万両の官銀が忽然と消え、銀庫の鍵を持つ周顕已（しゅうけんい）が横領の疑いで捕らえられた。しかし顕已は銀子1万両の横領は認めたものの、その後、元に戻したと主張し、盗んだ目的を明かそうとはしない。陸繹と今夏は銀庫を調べるが役人以外の足跡はない。官銀の護送を烏安幇が請け負ったと聞いた2人は上官曦に話を聞くが、その際、顕已が持っていたのと同じ香り袋が彼女の腰に掛かっていることに気づく。

 

花様衛士あらすじ｜第9話

上官曦の香り袋は翟蘭葉（たくらんよう）から贈られた物だと知った陸繹と今夏は、蘭葉に接触し、捕らえられる前日に顕已が蘭葉と会っていた可能性を導き出す。その矢先、顕已が獄中で急死した。外傷も凶器も刺客が侵入した形跡もなく、鼓膜が破れているのみだが自然死とは思えない。南少林寺で武術を学んだ謝霄に、外傷もなく人を殺し鼓膜が破れるような技はあるかと尋ねた今夏、かつて芝居小屋で同様の殺人があったと聞かされる。

 

花様衛士あらすじ｜第10話

弟子として春喜座に潜入した陸繹と今夏。一世を風靡した演目でありながら、役者の死から10年余りが過ぎた今でも第一香は上演されず。座長は夜中に抜け出すと、かつて一座が芝居を打った閬苑を訪れ、雲遮月（うんしゃげつ）を供養しつつ霧隠花（むいんか）という名を口にした。手がかりを求めて閬苑にやってきた陸繹と今夏は幻覚術にはまり、雲遮月が第一香を演じる最中に急死する光景を目の当たりに。

 

花様衛士あらすじ｜第11話

身辺を探られていることに気づいた座長は湯殿で今夏に刃物を突きつけた。後ろ暗いところがあると見た陸繹と今夏は座長を捕らえて詮議するが、座長は師兄の雲遮月に恨みを持っていたことは認めたものの、替え玉の件は知らず、自分は殺していないと言い張る。陸繹は閬苑での怪奇現象を亡霊の仕業ではないと言うが、今夏は閬苑で子供の幽霊を見たことが気になっていた。再び閬苑を訪れた今夏は子供の幽霊の正体と、ある事実を知り…。

 

花様衛士あらすじ｜第12話

陸繹と今夏が打った大芝居で、雲遮月と顕已を殺したのは蘭葉であることが明らかになった。替え玉として自分を利用した雲遮月と、10万両を横領しながら身請けしない顕已を恨むがゆえの殺しだったとして罪を認めたものの、蘭葉は裁きを待たず毒を飲んで自害。刺客は明らかになったが10万両の行方は知れぬまま。陸繹らは蘭葉がよく姿を現した場所から一夜林に目星をつけた。だが林の中を捜索する今夏の前に現れたのは。

 

花様衛士あらすじ｜第13話

突如、現れた厳世蕃（げんせいはん）は陸繹と今夏が見つけ出した官銀を生き返った蘭葉とともに引き渡せと言う。納得がいかない今夏だが、陸繹は要求どおりに引き渡す。さらに厳世蕃は陸繹と今夏を自分の船に誘って宴席を設け、一晩泊まっていけと命じた。今夏が部屋に下がると厳世蕃は好みの女子に夜伽をさせようと陸繹に告げる。体よく断る陸繹だが、その夜案内された船室の寝台にはしびれ薬を盛られた今夏が横たわっていて…。

 

花様衛士あらすじ｜第14話

親捜しの手伝いを頼むため、今夏は精進料理で陸繹をもてなす。協力を拒絶しなかった陸繹に気をよくする今夏。だがこのことを知った程万から、陸繹には近づくなと叱責される。官銀横領の件は落着したが埠頭で騒動が起きた。董家水寨（すいさい）の寨主である董斉盛（とうせいせい）は、烏安幇が持つ埠頭の管轄権を求めて謝霄らと揉める。韋応知府の仲裁で、双方の闘技で勝ったほうが管轄権を手にできるが…。

 

花様衛士あらすじ｜第15話

元宵節の夜、陸繹や今夏らは揚州の街に出かけた。途中、謝霄は一行から外れて今夏を呼び出し、改めて愛を告白するが玉砕。陸繹と今夏は水辺に腰を下ろして願を掛け、穏やかな時間を過ごした。楊程万の脚の治療も終わり、都に戻ろうとしていた矢先、烏安幇の配下が郊外の芦原で大勢の倭寇に襲われた。芦原に向かった陸繹と今夏、それに謝霄は倭寇を見つけて後を追うが、怪しい竹笛の音を聞くと意識を失い…。

 

花様衛士あらすじ｜第16話

陸繹と今夏は石柱に縛りつけられ、龍胆村の人たちに囲まれていた。怪しい道士・藍青玄（らんせいげん）は今夏らを村に災いをもたらす疫病神だと言い、2人はとらわれの身となる。夜になり2人は薪小屋を逃げだしたものの、村を出るためのはしごは何者かに断ち切られ帰路を絶たれていた。その後青玄に出くわし、怪しい男たちが何者かを林の中へ連れ去ったと聞いた今夏ら、謝霄かもしれないと林の中へ捜しに出かける。

 

花様衛士あらすじ｜第17話

空き家で夜を明かすことにした今夏ら。夜中に物思いにふける陸繹に声をかけた今夏は、腕輪が母の形見だと聞かされる。朝になり、馬のいななきにおびき出された陸繹と今夏は倭寇に襲われた。2人は馬を奪って逃げるが、先を走る陸繹が腕輪を落としたことに気づいた今夏は急いで引き返す。一方、上官曦によこしまな想いを抱く斉盛は、卑怯な手段で上官曦を董家水寨に連れ去った。楊岳が駆けつけるが、一緒に捕らわれの身となり…。

 

花様衛士あらすじ｜第18話

陸繹と謝霄が生贄として井戸に沈められたかもしれないと知った今夏、2人を助けるため井戸に入る。しかし2人の姿はなく井戸の奥には人が捕らわれていた。倭寇に捕らわれて１年もここにいるというその人物は、意外な人物と繋がりがあった。丐（かい）おじさんと名乗る彼を助けようとする今夏だが、頑丈な足枷を壊せなかった。今夏は必ず助けに来ると約束して引き返し、迷路のような道を戻る途中、倭寇に襲われて…。

 

花様衛士あらすじ｜第19話

陸繹が鎖龍井の構造を見抜き、今夏らは井戸からの脱出に成功。しかし、鎖龍井が破られたことを知った毛海峰は村民を皆殺しにすべく、乱心者を放って龍胆村を襲撃。村に戻った陸繹らも応戦し、藍玉簪の花を燃やして乱心者を抑えるが、今度は倭寇を引き連れた毛海峰が現れ大乱闘に。負傷した毛海峰は撤退したものの、今夏をかばって毒が塗られた暗器を受け、陸繹は重症に。

 

花様衛士あらすじ｜第20話

暗器で受けた傷の手当てのため、陸繹と今夏は名医を訪ねて楓林坳を目指した。だが陸繹は解毒薬も効かず歩くことさえ出来ない。今夏の励ましで何とか旅籠にたどり着いたものの、捕らわれの身となった陸大堅を引っ立てて毛海峰と配下が現れる。大堅を救い出し、ひそかに逃げ出した3人だが毛海峰に気づかれ捕らわれてしまう。今夏の銃に目をとめた毛海峰は、銃の設計図と引き換えに命を助けると…。

 

花様衛士あらすじ｜第21話

鎮江に到着した今夏は隙を突いて銃を取り返し、大堅が時間を稼ぐ中、陸繹を連れて逃走。だが結局、崖に追い詰められて逃げ場を失ってしまう。毛海峰は陸繹の能力を買い、解毒と引き換えに仲間に引き込もうとするが陸繹はこれに応じず、今夏の肩を抱くと、つるを手に崖から飛び降りた。しかし、つるの長さは地上まで及ばず、2人は宙ぶらりんの状態に。崖の上の毛海峰は、つるを断ち切ろうと刀を振り上げるが、その時…。

 

花様衛士あらすじ｜第22話

陸繹を助けてもらうため、今夏は林菱の下でかいがいしく働くが、陸繹の容体は更に悪化していく。必死で命乞いをする今夏に、林菱は恐ろしい解毒法を告げる。血清があれば解毒は可能だが、血清を作るためには今夏が猛毒を持つ蛇に噛まれる必要があり、しかも、今夏の毒を解毒できる保証はないという。自分の命を失ってもいいかと脅す林菱を前に、今夏の心は激しく揺れるが、覚悟を決めて毒蛇の前に手を差し出した。

 

花様衛士あらすじ｜第23話

今夏の血を加えた薬で陸繹は意識を取り戻した。命を取り留めたことを喜ぶ今夏だが、悪くなっていく自分の体調に複雑な思いを抱く。今夏の血液の流れが人よりも速いため、百毒の作用が現れるのが早かった。陸繹の治療にはまだ今夏の血が必要だが、治療が終わってから解毒するのでは、今夏は助かりそうにない。何とか今夏を助けようと、林菱や大堅が文献をあたって解毒法を探す中、死を覚悟した今夏は遺書を残して姿を消し…。

 

花様衛士あらすじ｜第24話

死に場所を探してさすらう今夏は廃屋を見つけた。涙の別れは性分に合わないと黙って皆のもとを去った今夏だが、1人寂しく死んでいくことに思わず涙する。残された遺書を見て今夏を捜しに出た陸繹は、廃屋の中にいる今夏を見つけ出した。自分が死んだあとのことをくれぐれも頼む今夏。陸繹は母の形見の腕輪を贈って逝くなと励まし、林菱らのもとに連れ帰る。しかし残された解毒法は、瀕死の今夏にはあまりにも危険な方法だった。

 

花様衛士あらすじ｜第25話

今夏の回復を喜んだのもつかの間、毛海峰が配下とともに楓林坳を襲撃した。何とか撃退したものの、楊岳と上官曦は崖から落ちてしまう。人手を集めて2人を捜すため、一同はいったん揚州に戻る。揚州の官駅に戻った陸繹に都からの知らせが届いた。元明大師が作った丹薬で皇帝が体調を崩したと知った陸繹は大師を都に護送するため、直ちに丹青閣に向かう。しかし陸繹らが到着したその晩、丹青閣では不可解な事件が起きた。

 

花様衛士あらすじ｜第26話

二胖の失踪に、親しかった弟弟子の三痩は衝撃を受けて寝込んでしまった。三痩の身を気遣う大師だが、三痩は大師を恐れているかに見える。丹薬の件で丹青閣が世間の非難を浴びるようになると同時に起こった奇怪な事件に、何らかの関連を疑う今夏だが、確かな手がかりがなかった。今夏は事件解決の助っ人として林菱と大堅も丹青閣に呼び寄せる。捜査はこれからという矢先、夜の丹青閣に石新の悲鳴が響き渡る。

 

花様衛士あらすじ｜第27話

石新が第2の犠牲者となったことで陸繹は、賊は大師ではないかと疑い始める。だが証拠はなく、大師が石新を殺す動機も思い当たらない。陸繹がゆさぶりをかけると大師は陸繹を自分の部屋に呼び出すが、事件への関与を追及されても動揺すら見せない。部屋に焚かれた迷魂香のせいで、陸繹の意識は次第に遠のいていく。ほどなく、部屋で倒れている陸繹を今夏が発見するが、意識を取り戻した陸繹は様子がおかしくなっていて…。

 

花様衛士あらすじ｜第28話

記憶を失い15歳の頃の言動をし始めた陸繹は僅かな間に、さらに13歳にまで退行し、今夏に腕輪を渡したことも忘れてしまった。錦衣衛としての役目も忘れた陸繹に捜査は中断してしまう。二胖と石新を殺した可能性があるのは大師と青玄、それに三痩と見た今夏らは、それぞれに探りを入れるが怪しい点は見つからない。そうこうするうち、陸繹は自分を8歳だと言いだし、今夏の寝室に入り込んで一緒に寝てくれと要求して…。

 

花様衛士あらすじ｜第29話

林菱と大堅は殺しの現場で、薬王谷の薬学書にある延年益寿丸を作る際に使われる、体を腐食させる毒薬を見つけた。大師が丹薬の処方箋を持っていると青玄から聞いた2人は、大師が持つ処方箋は薬王谷から持ち出された薬学書の一部かもしれないと考える。記憶を取り戻した陸繹は大師を警戒させないため、今夏と岑福（しんふく）以外には回復を伏せ、黒装束に身を包んで大師の隠し部屋へ。しかしそこにはもう１人の黒装束の男が…。

 

花様衛士あらすじ｜第30話

丹青閣の一件はひとまず解決。青玄は丹青閣の名誉を回復するためにも、陸繹が厳家を倒すための駒になると申し出る。揚州に戻る大堅と林菱に別れを告げ、陸繹らは毛海峰と蘭葉の関係を探るため杭州に向かった。陸繹は役人の素性を隠すために良家の子息を装い、今夏も男装して杭州の街を散策。男たちに絡まれている美少女を見かけた今夏はすぐに駆け寄り少女を助け出すが、偶然にも少女は陸繹の従妹の淳于敏（じゅんうびん）だった。

 

花様衛士あらすじ｜第31話

淳于敏に牌九を教えたことを陸繹に軽く非難されて、思わず反論する今夏。そばで扇動する謝霄の言葉に乗り、「意中の人は敏さんだろう？」と陸繹に皮肉を言うと、挑発的な言葉を返される。楊岳と上官曦が訪れたことで険悪になった空気は一瞬ほぐれるが、皆の前で上官曦との婚約解消を宣言する謝霄に今夏は上官曦と２人で席を外し、楊岳は謝霄を手合わせに連れ出す。事情を知らない淳于敏は目の前の状況に臆測をたくましくして…。

 

花様衛士あらすじ｜第32話

今夏に対する淳于敏の恋心に気づいた陸繹。一刻も早く女であることを明かせと今夏に忠告するが、時すでに遅く、今夏は淳于敏から想いを込めた手製の巾着を贈られてしまった。今夏は巾着を返し、自分は女であると告白、だまされていたと感じた淳于敏は激怒して態度を一変させる。侍女の鴛鴦は主の敵をとるため、今夏の部屋に強い酒を運ばせ、失態を演じさせようとした。案の定、酔った今夏は酒瓶を手に屋敷の屋根に登り…。

 

花様衛士あらすじ｜第33話

酔った今夏は陸繹に口づけしたことがあると、楓林坳でのいきさつを告白する。どんな気分だったかと尋ねる陸繹に、よく覚えていないと答える今夏。もう一度試せば思い出すかもと誘う陸繹の言葉に、酔った今夏は命令ならばと唇を寄せる。しかし今夏は躊躇するが…。翌朝、二日酔いで目覚めた今夏はお酒を飲んだあとの記憶が曖昧だった。どうやって自分の部屋に戻ったのかも覚えておらず、髪にはなぜか見慣れぬ簪が挿されていた。

 

花様衛士あらすじ｜第34話

都では不老長寿の丹薬を作れるという道士が話題になっていた。大師の死後、献上される丹薬に不満を抱いていた嘉靖帝がお忍びで噂の道士である青玄を訪ねると、彼は10日以内に東南で暴乱が起こると予言。一方、杭州では淳于敏が司馬長安から求婚を受けた。すげなく断る淳于家だが、ほどなく淳于敏の弟の淳于啓（じゅんうけい）が妓楼で司馬家の使用人を殺す事件を起こす。淳于敏を嫁がせることで丸く収めたいと考える淳于家だが…。

 

花様衛士あらすじ｜第35話

婚礼の日、淳于敏は今夏を部屋に呼び、和解すると見せかけて薬を仕込んだ酒を飲ませ、自分の身代わりに今夏を司馬家に嫁がせる。陸繹と謝霄は、花嫁を背負った司馬長安が淳于府を去るのを見送る。だが頭に花嫁衣装の赤い布が掛けられていたために、それが今夏だとは気づかなかった。司馬府で目覚めた今夏は逃げ出そうとするが、兵に見つかり縛り上げられてしまう。そして、初夜に現れた司馬長安の正体は想像していた人物と違い…。

 

花様衛士あらすじ｜第36話

厳世蕃は淳于敏を娶る前にも司馬長安を名乗って二度の婚姻関係を結び、そのたびに土地を入手。それらの土地はいずれも淳于家の馬場に隣接していることが判明。そこでは大罪である鉄鉱石の採掘が行われ、鉄鉱石から銃の部品となるばねが作られていた。厳世蕃が婚姻によって鉱脈のある土地を手に入れ、朝廷に隠れて採掘を行っていると知った陸繹と今夏。採掘場で働く者を証人に捕らえて連れ帰ろうとするが、そこに厳世蕃が現れて…。

 

花様衛士あらすじ｜第37話

楊岳が崖から落ちた場所には何者かに助けられた痕跡が残っていたが、近隣の村を捜しても見つからない。いなくなって初めて楊岳に対する気持ちに気づいた上官曦は、堂主の座を烏安幇に返し、楊岳を捜そうと決心する。手がかりもないまま街を歩く上官曦は、楊岳らしき男に危ないところを助けられた。だが顔を隠した男は名乗らないまま逃げるように去っていく。男が楊岳であることを確信した上官曦は、自ら故意に倭寇に捕らわれる…。

 

花様衛士あらすじ｜第38話

朝廷から于大勇の軍を支援する兵糧が杭州に届いた。十分な兵糧を得れば于軍の勝算は高くなる。だが兵糧庫に賊が侵入し、納められた兵糧すべてが駄目になってしまう。陸繹と現場に向かった今夏は、女の足跡と暗器として使われた長い針を発見。侵入者は蘭葉だと見当をつける。一見、廖聞華の失脚を狙う厳世蕃の指図とも思える事件だが、厳家勢力の内輪もめで、ここまでするとは考えにくく、蘭葉の目的は何かと陸繹らは頭を悩ませる。

 

花様衛士あらすじ｜第39話

厳世蕃の足取りを追って無事に林菱を助け出した陸繹らだが、その際に今夏は膝を痛めてしまう。今夏の膝に自ら薬を塗る陸繹の姿を見た楊程万は、今夏に陸繹との関係を詰問する。最初はごまかしたものの、陸繹から妻として娶ると言われていることを打ち明ける今夏。しかし程万は本人がその気でも家柄の釣り合わない縁談を陸家が許すはずがないと反対し、今夏に陸繹と距離を置かなければ都に送り返して嫁がせると申し渡す。

 

花様衛士あらすじ｜第40話

陸繹は祁衛綱とともに岑港の于将軍の陣営に向かう。長い間、倭寇を落とせずにいる于将軍に対し、朝廷では倭寇との結託を疑う声も高まっていた。それを知る于将軍は、戦況の調査に来たという陸繹に嫌悪感を露わにする。陸繹は倭寇との結託がないことを証明するために来たと説明するが、于将軍はまったく信じようとしなかった。一方、杭州の官駅では、夜中に今夏の部屋に忍び込む淳于敏の姿があったが、その手には小刀が握られ…。

 

花様衛士あらすじ｜第41話

南少林寺の僧兵を率いた謝霄と上官曦、それに大堅と林菱も援軍として岑港に到着。謝霄はかつて陸繹らが遭遇した幽霊船を使った作戦を提案する。改造して磁石を施した戦艦に水雷を設置し、敵の船を引き寄せたところで水雷を爆破させるのだが、水雷に点火する者は泳力を要求されるうえ、命の危険もある。一方、杭州に残った今夏は街で王麻子を見かける。居所を確かめて夜中に忍び込むと、王麻子の家には火器が隠されていて…。

 

花様衛士あらすじ｜第42話

今夏と祁夫人は捕えた王麻子から、3日後に倭寇が杭州城を襲う計画であると知るが、岑港で戦う祁衛綱に援軍を求めることはできない。祁夫人は自衛の覚悟を決めるが、武器はわずかで、城内に残っているのは老人や女子供ばかり。一方、岑港では幽霊船の作戦が実行され、陸繹と謝霄が船に水雷を仕掛け点火する役目を負った。だが、水雷を仕掛けて泳いで逃げる途中、謝霄は脚に敵の銃弾を受け、気づいた陸繹は助けようとするが…。

 

花様衛士あらすじ｜第43話

陸繹らの活躍で岑港の戦いは勝利を収めた。一方、杭州城では祁夫人の指揮の下に今夏らが倭寇の襲撃に必死の抗戦を繰り広げていた。大砲で迎え撃ち、わずかな弾薬を惜しまず使うことで倭寇を退散させたものの、弾薬が尽きたことで再び攻撃されれば戦うすべがない。杭州の健闘を不審に思った斉盛は、斥候を派遣して杭州の内情を探らせる。強気の応戦ぶりはこけおどしであったと気づいた斉盛は、再び配下に杭州城を攻撃させる。

 

花様衛士あらすじ｜第44話

今夏が歌う童謡を耳にした林菱。今夏が姉の娘ではと思い始めるが、楊程万は否定し、今夏自身も童謡は誰に習ったか覚えていないと言う。証拠はないが、林菱には今夏が孤児なのも偶然とは思えなかった。一方、倭寇から押収した銃には鉱山で拾ったのと同じばねが使われていた。厳世蕃が司馬長安だという証拠さえつかめば彼の罪を暴くことができる。捕らわれた斉盛は、自分を釈放すれば倭寇と厳世蕃の関係を話すと陸繹にほのめかし…。

 

花様衛士あらすじ｜第45話

呉守緒は陸繹の提案どおり、美辞麗句を添えて皇帝に白鹿を献上する旨を奏上。貴重な神獣を贈られると知った皇帝はすっかり気をよくし、呉守緒に褒美を与えることにする。陸繹は白鹿の護送を命じられ、今夏らとともに帰京することになった。今夏と陸繹が想い合っていることを知った謝霄は傷心を隠せないながらも、友として今夏に別れを告げる。林菱と大堅も都へ同行したが、その情報はたちまち厳世蕃の耳にも届いていた。

 

花様衛士あらすじ｜第46話

今夏が都に戻ると陸繹との仲を知らない袁陳氏は、易家との縁談を強引に進めようとする。しぶしぶ見合いに出かけた今夏だが、偶然同じ店にいた陸繹にその様子を目撃されてしまった。一方、朝廷では皇帝が望む瞻星観建立に対し、戸部からは巨額を投じれば国庫が破綻すると異議が出ていた。不満をあらわにした皇帝は工部の厳世蕃に建設の是非を詰問。建設するならば正月以降にとお茶を濁す厳世蕃に年内の着工を請け負わせる。

 

花様衛士あらすじ｜第47話

呉守緒に罪を着せられた于大勇は都に護送され投獄された。陸繹は皇帝に于大勇の無実を訴えようとするが、証拠がなければ救い出せる見込みはない。青玄の協力を得て、倭寇を平定することで罪をすすぐとして、于大勇を戦場に戻すことができた。１つ問題を解決した陸繹は、今夏の家に求婚の挨拶にやってくる。義母は貴公子然とした陸繹ががさつな今夏を見初めたとは信じられず、今夏が縁談から逃れたいために打った芝居だと疑う。

 

花様衛士あらすじ｜第48話

自分が夏然の孫であると知った今夏は、そのことを陸繹にも打ち明け、夏家を潰した敵である厳世蕃を必ず討つと告げる。陸繹は厳家の勢力には太刀打ちできないとして、決して素性を明かすなと今夏に言い含める。その夜、陸繹は青玄を呼び出すと、夏然失脚の話をし始めた。夏然の失脚は当時、詔獄に入っていた裘丞が書いた弾劾状が原因だが、獄にいた裘丞の弾劾状が皇帝の元に届いたのには、ある人物が深く関わっていた。

 

花様衛士あらすじ｜第49話

瞻星観倒壊の真相を探る陸繹と陸廷。倒壊の原因は工部の手抜き工事によるもので、背後で顔紹瓊が工部の銀子を自らの官邸の修繕費に流用している事実を突き止めた。一方、今夏は陸繹との別れの痛手で仕事にも身が入らずにいたが、追い打ちをかけるように林菱が何者かにさらわれてしまった。厳世蕃を疑い、すぐにも厳府に乗り込もうとする今夏だが、程万は相手が厳世蕃であることから慎重に事を運ばねばと今夏を引き止める。

 

花様衛士あらすじ｜第50話

林菱を救い出したい今夏と大堅は夜になるのを待って厳府に忍び込む。林菱の居所を探り当てたものの厳世蕃に見つかり、救い出せないばかりか捕らわれの身となる。一方、塩運司の二重帳簿を入手した陸繹はこれを徐敬（じょけい）に渡し、瞻星観倒壊の裏にある事情を皇帝に伝えた。さらに徐敬が朝堂で二重帳簿を提出したために顔紹瓊は獄に捕らわれる。今夏までが厳世蕃に捕らわれたことを知った程万は陸繹に助けを求めるが…。

 

花様衛士あらすじ｜第51話

今夏を捕らえた厳世蕃は、彼女を人質に陸繹をおびき出そうと考える。時間が立てば出血多量で死んでしまう状態にされた今夏だったが、厳世蕃から信じられない事実を聞かされる。一方、顔紹瓊からついに厳世蕃の悪事の証拠となる供述書を得た陸繹。そんな陸繹のもとに厳世蕃から今夏の簪（かんざし）が届けられた。陸繹が厳府に駆けつけると、厳世蕃は今夏の命と引き換えに供述書を渡すよう条件をだす。

 

花様衛士あらすじ｜第52話

無事に救い出された今夏は厳世蕃から聞いた、祖父である夏然の失脚に陸廷が関係しているという話の真偽を程万に確かめる。やむなく当時の事情を話す程万の言葉に、これまで陸繹との仲に反対していた理由をようやく理解する。ちょうど今夏の見舞いにやってきた陸繹は、この話を聞いて立ち尽くす。事情を知りながら黙っていた陸繹を裏切られた思いで非難する今夏。林菱は程万の刀を抜くと、陸廷の罪を償えと陸繹に刃を向ける。

 

花様衛士あらすじ｜第53話

厳世蕃は厳派に取り込もうとしてもなびかない青玄の態度から、皇帝に近づいた目的や背後にいる黒幕の存在を疑い始めていた。陸繹から陸廷が残した帝王の気を持つ土地の図を見せられた青玄。厳家を倒す機会を逃すまいと仙人の憑依を装って、天下が安定しないのは奸臣のせいであると皇帝に告げ、厳家が元凶であると示す。これを知った厳世蕃は、青玄が皇帝の相談事を事前に盗み見たと太監に訴えさせ、青玄は詔獄に捕らえられて…。

 

花様衛士あらすじ｜第54話

陸繹は重傷の青玄のために身代わりの骸を用意して獄から逃そうと考えた。しかし、自分の死で厳家に対する皇帝の信頼が揺らぐならと、すでに死を覚悟していた青玄。2人の関係を厳世蕃に暴かれることを心配し、もう牢には来ないようにと陸繹を諭し、自分にできる最後のこととして血書を手渡す。そこへやってきた厳世蕃は青玄の首に刀を突きつけ、背後にいる者は誰か白状しろと迫る。青玄はこれを拒否したかと思うと…。

 

花様衛士あらすじ｜第55話

厳世蕃の所業と野心を知った皇帝は直ちに斬首の刑を申し渡し、長く続いた厳家の繁栄も終わりを迎える。市中での斬首を見届けた今夏は、心の中で両親と祖父に夏家の敵を討ったことを報告する。しかし、過去を忘れて新しい人生を始めようとする今夏に驚くべき知らせが届いた。陸廷が残した夏然の無実を訴える文書を、陸繹が皇帝に渡したというのだ。怒った皇帝は陸家を取り潰し、投獄された陸繹に“斬首”の聖旨が下っていて…。

 

花様衛士の見どころも簡単に詳しく紹介します！

ご無沙汰しております。10〜12月忙しすぎてすっかりこのアカウントから遠ざかっておりましたが先ほど仕事納めしました（しかし1/4仕事始め…）
最近はロイヤルミッションだけチマチマ観てます。面白いっちゅうかベタベタで安心して何も考えずに見てられるのが良い🙆‍♀️今夏ちゃん可愛い🙆‍♀️ pic.twitter.com/U5QBw8XaPs

— 五平餅 (@CDnS6kHbBn6CVoR) December 30, 2020

『花様衛士』第1話から最終話までのあらすじを簡単に紹介してきました。

ロングドラマですが、本格的なミステリー時代劇として評価を得た今作。

ラブラインもミステリーラインも骨太に楽しめる内容で意外にあっという間に見れてしまうんですよ！

視聴がまだの方のために『花様衛士』の見どころをまとめてみましたのでご紹介しますね♪

 

花様衛士のみどころは？

花様衛士
見始めたんですが、なかなか面白い🥰✨
ヤン・ズーと共演されてたアレン・レンのドラマだから見てみたけどストーリーも面白いしドラマの中でのクールなキャラがめちゃくちゃ魅力的すぎる💭💕#花様衛士 pic.twitter.com/1WMCyPmg7v

— 펜트하우스 팬🥰 (@kandradaisuki) April 18, 2021

早速ですが見どころをいくつか紹介していきますね。

クールな仮面の下に優しい素顔を隠していることが、回を重ねるごとにヒロインである袁今夏にも視聴者にも伝わってきて、どんどん陸繹に夢中になってしまいます。

陸繹を演じたアレン・レンは端正な顔立ちとスター性で今や主演作が目白押しの若手俳優の筆頭ですね！

食いしん坊(笑)で貪欲さとガッツがあり、良い意味で庶民派な面に共感マックスながらも聡明で可愛らしい袁今夏。

ヒロインはイケメンから守ってもらう設定が多い中、時には袁今夏が陸繹を守り抜くという逆パターンがあって新鮮！

中国ドラマとしてはニュータイプのヒロインなのが見ていて爽快感があったという意見が多かったんです。

袁今夏は最初こそ尊大な態度の陸繹を敬遠していますが、聡明な分析と策略で事件を解き明かす彼に一目置くようになっていくんですよね。

お互いに仕事のパートナーとしての信頼感やリスペクトを持っているところが、ラブラインだけではない骨太なストーリーとして見応えが増していきます。

バディものがトレンドですが、数あるバディものの中でもこの2人の相性は抜群と大好評を得ました！

最強バディカップルの前に立ちはだかる「最強の敵」もドラマを盛り上げるのに必要不可欠。

『花様衛士』には歴史上でも悪名高い明代の奸臣・厳世蕃が登場しますが、演じているのは中国時代劇常連のベテラン俳優、ハン・ドン。

『鹿鼎記 ロイヤル・トランプ』などに出演している個性派俳優ですが、ただの悪役に終わらない怪しい魅力に満ちた厳世蕃を怪演し、ファンになった女性も多かったんですって！

中国の古典楽器を取り入れた美しいメロディが印象的な『花様衛士』。

これを手がけた作曲家は大ヒット作『陳情令』でも高い評価を受けたリン・ハイなんです。

中国の人気歌手ジョウ・シェンが歌う主題歌「願」は、彼の透明感あふれる歌声とマッチしていて評判になりました。

 

まとめ

中国ドラマが面白い。
楽しくって何回も見ちゃう❤️
花様衛士～ロイヤル・ミッション～#アレン・レン#タン・ソンユン pic.twitter.com/6AHA22awBq

— suzu (@8tb7ir) December 22, 2021

中国ドラマ『花様衛士』各話あらすじ・見どころも簡単に詳しく説明してきました。

各話あらすじをギュギュっと短く紹介してきたので、詳しく物語の内容が知りたくなった方はぜひ本編を視聴していただきたいです～。

『花様衛士』は見どころが本当に多いドラマなので、意外に簡単に全話走り切れること請け合い！

是非、時代劇ミステリー堪能してください♡

出典元：https://kandera.jp/sp/kayoueishi/