『花様衛士~ロイヤル・ミッション~』は2019年に中国で放送された人気ドラマで、本格推理ミステリーとラブコメが融合した歴史時代劇。
史実が元になっている作品なんですが、史実と違いもあるそうなんですよ~。
そこでどんな違いがあるのかご紹介しちゃいます♪
また『花様衛士』の原作や時代背景などドラマにまつわる情報も知っておくと、更に作品を楽しめそうですよね?
もちろん原作&時代背景についても調査しましたので、さっそくご覧ください♪
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花様衛士の史実との違いを調査してみた!
「#花様衛士 ~ロイヤル・ミッション~」の #藍青玄 の師匠 #元明 は #嘉靖帝 に献上する不老不死の丹薬を作っています。これは道教に由来する #錬丹術 で、古代の中国ではこうした薬を作る試行錯誤が行われていました。 史実でも嘉靖帝は道教や丹薬に夢中になっていたと言われています。 pic.twitter.com/zMfxTMJomM
— 華ざかり!華流パラダイス (@NBChua) June 1, 2021
『花様衛士』は歴史時代劇ですが、史実通りに描かれているのか気になりますよね♪
史実との違いはいったいどんなところなのでしょうか?
さっそく見ていきましょう♪
花様衛士は史実が元になった作品!
「#花様衛士 ~ロイヤル・ミッション~」では #呉守緒 が #嘉靖帝 に白鹿を献上することになり、#陸繹 が文才のある者に上奏文を書かせるようアドバイスするシーンが登場します。史実では #胡宗憲 が白鹿を献上し #徐渭 が上奏文「#代初進白牝鹿表」を書いたという有名なエピソードがあります。 pic.twitter.com/ChxO6SMEQv
— 華ざかり!華流パラダイス (@NBChua) June 25, 2021
『花様衛士』は明朝時代の王室直属秘密エージェントと女性捜査官がコンビとなって、難しい事件を捜査しながら仕事に恋に奮闘する本格ミステリーです。
これだけ聞くと言葉は現代的なんですが、しっかり歴史ものになっていますのでご安心を(笑)。
例えば王室直属の秘密エージェントとは明朝時代の”錦衣衛(キンイエイ)”という人たちのことで、当時実在した皇帝直属の秘密警察捜査機関兼軍隊だそう。
さらに主人公の陸繹(リクエキ)も歴史上実在の人物ですよ~。
捜査官はというと明朝時代では”六扇門(リクセンモン)”の捕快(ホカイ)と呼ばれる役職のことで、犯人を追跡して逮捕するという仕事。
六扇門とは呼ばれる監察機関で、現在の警察のような感じです。
明朝時代は女性の捕快は存在しなかったそうなので、ヒロインは架空の人物になります。
『花様衛士』は史実を基にしていますが、ストーリーでは登場人物など現代の感覚も取り入れつつの展開なので、かなり見やすくなっている印象ですね♪
中国時代劇を初めて見る人にもおすすめ出来る作品となってますよ~。
史実との違いは現代的な女性の活躍!
「#花様衛士 ~ロイヤル・ミッション~」に片目が義眼で鉄扇を持つ神出鬼没な悪役として登場する #厳世蕃。彼は歴史上、父 #厳嵩 とともに朝廷で専横の限りを尽くした悪者として有名です。本作では #ハン・ドン がこれまでとは違うイメージの厳世蕃を妖しい色気を振りまいて演じているので注目です! pic.twitter.com/KXe8vyuatx
— 華ざかり!華流パラダイス (@NBChua) March 26, 2021
歴史上の明朝時代は身分の格差や女性像というのが現代よりも細かく、厳しいものだったとか。
しかし現在の中国では女性の社会進出が進んでおり、旧来求められていた女性像とは変化しています。
そこで歴史時代劇ではありますが、『花様衛士』でも男女の古くからある固定概念にはとらわれず、現代的な自立した女性像というのが描かれているんですよ~。
特に主人公の陸繹は身分が高い役どころでしたが、庶民生まれのヒロインの袁今夏はそれに臆することなく対等に陸繹と向き合っている姿が印象的。
時代劇ではありますが現代的にヒロインを描くことで、女性視聴者が共感できるドラマになったのかもしれません。
花様衛士の原作や時代背景も調べてみた!
『一目 拝見した時から』
『お慕いしてました』偶然にも今夏が…陸大人の手に蘭葉の手が触れているのを目撃🧐😳😱
すぐ気がついて離したけど…時既に遅し🙄🤨🧐この時代、未婚の男女が直接肌に触れるのはダメ🙅#花様衛士 #锦衣之下 #陆绎 #今夏 #アレン・レン #任嘉伦 #タン・ソンユン #谭松韵 pic.twitter.com/ba9V4iTdMj
— Nao♥️EnOfLove⚙️ (@nao_jinyizhixia) April 6, 2021
中国ドラマ『花様衛士』は時代劇ですが、史実に基づいて描かれているんです。
そうなると原作となった小説や、いつの時代でどんな背景だったのか気になりますよね?
そこで調査しましたので、ご覧ください♪
花様衛士の原作タイトルは『錦衣之下』!
祝❤️『錦衣之下』日本上陸✨
任嘉伦(アレン・レン)の錦衣衛の官服姿が眼福でオススメ✨
ちなみに私のお気に入りポスターはこちらです。センスある~。 pic.twitter.com/qMKHNFtdiO— Hazaya (@suzukure52) April 29, 2020
原作は蓝色狮の「錦衣之下」という小説です。
またそれを基に様々な作者や出版社が、「錦衣之下」というタイトルで本を出版しているよう。
ネットでは中国版と台湾版が販売されているのが確認出来ました。
輸入品なので値段は販売元によって違いましたが、ほとんどが4,000円以上・・。
高いものだと8,000円というものもあったので、購入前には内容やページ数など事前にチェックをするといいかもしれないですね!
また「錦衣之下」が日本語に翻訳されたものは、2021年12月現在では見つけられませんでしたが、ドラマが上陸したのも2021年なので今後販売される可能性はありそうかなと♪
国内に悪徳高官が多かったという時代背景あり!
花様衛士(錦衣之下)を見てる。
明朝時代の捜査官の話で
ベタベタした恋愛話でないのがとても良い。でも、ジャンプ力とかサイア人レベルで驚愕。
殺陣は普通でよかったんじゃ・・風呂から上がるときにわざわざ
イカの竜巻みたいに
ぐるぐるっと回って出てくるのも謎・・・ pic.twitter.com/3DZryEbe3N— Tess (@tess123456780) December 4, 2020
『花様衛士』は明朝12代皇帝・嘉靖帝の時代(1521年~1567年)を描いたストーリーです。
その時代の中国はどんな歴史背景があったか見ていきましょう。
- 対外:北方からモンゴルの侵略、南方の海域では倭寇(ワコウ)の襲撃に悩まされていた
- 国内:賄賂政治がはびこり、役人の中にも悪徳高官などが沢山存在していた
中国はこの時期、国内外どちらも課題の多い時代だったようですね。
そこで活躍したのが、陸繹も担っていた”錦衣衛”という役職の人たちであります。
錦衣衛は皇帝直属の秘密警察で、臣下や高官などを調査・逮捕するエリートでした。
『花様衛士』でも歴史と同じ時代背景が描かれており、主人公の陸繹は錦衣衛に所属しています。
是非注目してみてくださいね♪
まとめ
大明皇妃,花様衛士 ロイヤル・ミッション と中国 明朝のドラマが2つ。明には約300年 (AC1364~1644) の長い歴史があり文学などでは成熟期を迎えるが、靖難の役,錦衣衛,倭冠くらいしか自分にとって楽しみが少ない時代…。後金に征服されてからは “反清復明” でしょうか。 pic.twitter.com/aPmqT8DUe0
— ICE CREAM DEVILS (@tomoko_kawase) June 29, 2020
中国ドラマ『花様衛士』について史実と違いがあるのかをご紹介しました。
史実を基に作られた作品ですが所々史実とは違い、現代的な描き方がされているようですね。
視聴者が見やすいよう工夫されているところもあり、初めて中国ドラマを見る人でもすんなりドラマの世界に入り込みやすい作品だと思います。
また『花様衛士』は原作が「錦衣之下」という歴史小説なんですが、残念ながら日本で買えるのは輸入品で中国語で書かれているものばかり。
日本語に翻訳された原作本は現時点では販売されていませんでした・・。
しかし時代背景は明朝時代だと分かったので、中国史を読んでみるのもおすすめ♪
時代背景が詳しく分かれば『花様衛士』をもっと楽しめること間違いなしですよ~。