雲が描いた月明かり

雲が描いた月明かりは実話?史実ではイヨンは短命で毒殺された?

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韓国のKBS2で2016年8月22日~10月18日まで放送された韓国時代劇『雲が描いた月明り』はもうご覧になりましたか?

今作は19世紀の李氏朝鮮時代を舞台としたラブコメディ。

ぴよ吉
ぴよ吉
あの大ヒット韓国ドラマ『太陽の末裔』の監督作でもあるんだって♬

主演を務めたのはパク・ボゴムとキム・ユジョンの2人、そしてパク・ボゴム初主演作品でもあるんです!!

今回パク・ボゴムが演じた世子イ・ヨンは史実では短命で毒殺されたという説もあり…、時代劇を楽しむのなら、実話なのかと史実の知識を持っておくとより楽しめますよね。

世子(せじゃ)とは王位継承者のことを意味する。

そこで今回は、『雲が描いた月明り』は実話なのか調査していきたいと思います。

さらに、史実ではイヨンは短命で毒殺されたのかについても合わせて調査してお届けしますので最後までご覧ください。

 

雲が描いた月明かりは実話?

『雲が描いた月明り』は、2013年から韓国で連載が開始されたユン・イス作のウェブ小説がドラマ化した作品です。

歴史上の人物・孝明世子をモデルとしこの人物を中心として描かれた大人気宮殿ラブストーリー。

ぴよ吉
ぴよ吉
原作とドラマでは多少、内容は異なるらしい!!

そして、やはり気になるのは『雲が描いた月明り』が実話なのかどうかですよね!!

それでは、『雲が描いた月明り』は実話なのかについて詳しく調査していきましょう。

 

史実に基づいたフィクション

実は、史実はドラマに比べ悲壮感にあふれている、、、。

ここでは史実とフィクション、つまり架空の部分をピックアップしていきます。

  • キム・ユジョン演じたホン・ラオンは実在の人物ではない
  • ラオンの父として登場するホン・ギョンネは実在人物だがラオンの父ではない
  • イ・ヨンと婚姻を結んだ趙萬永(チョ・マニョン)の娘チョ・ハヨンとは婚姻解消はしていない

一つずつ見ていきましょう。

まずキム・ユジョン演じるホン・ラオンは女性でありながらも宦官(かんがん)として王宮に入ります。

職名では内官(ネグァン)ですが内官になるための試験では厳しいチェックがあるんだとか…。

その為、ドラマのように女性がうまく見逃されるはずもなく、絶対にありえない話なのです。

  • 宦官とは…去勢された男性の官僚を意味する。 内官は王や王子の身の周りをお世話をする職。

またラオンの父として登場するホン・ギョンネは、1811年反乱を起こした人物で殺害されています。

ドラマではこの辺りは忠実に描かれていましたがラオンも存在しない為、ラオンの父はフィクションになることが分かりますね。

そして、ドラマではイ・ヨンとチョ・ハヨンは一度は婚姻を結んだものの婚姻解消となりましたが、こちらもフィクション。

実際は婚姻解消することなくイ・ヨンの正室として居続け、のちに24代朝鮮王となる憲宗(ホンジョン)の母なのです。

全てはラオンという女性を登場させる為のフィクションとうかがえますよね。

ぴよ吉
ぴよ吉
史実を知った上で見るのが楽しみになってきた!!

 

ドラマと史実の違いを調べて見た

ドラマと史実の違いをピックアップしました。

【史実】

  • イ・ヨンは実は韓国式で享年22歳となっている為、息子の憲宗が24代朝鮮王となった
  • ラオンは実在しない為、結ばれたのはチョ・ハヨンである
  • イ・ヨンの母 純元(すぬぉん)王后は史実では生きており68歳まで生きた王妃

【ドラマ】

  • イ・ヨンは24代朝鮮王となる
  • チョ・ハヨンと一度は婚姻を結ぶが婚姻解消し、後にホン・ラオンと結ばれる
  • 既に実母は亡くなっており継母がいる(ドラマでは実母が純元とは触れていない)

史実とドラマでの違いを知る事で作品により深みが増しますよね。

『雲が描いた月明り』は史実を基にしフィクションとノンフィクションを織り交ぜて描かれた作品なのが伺えます。

既に視聴した方もまだ視聴していない方もこの情報を知ることでより楽しめるのではないでしょうか。

 

雲が描いた月明かり|史実ではイヨンは短命で毒殺された?

イ・ヨンは史実では短命だったということはお伝えしてきました。

それだけでも切ないお話ですが、毒殺となれば尚更ですよね。

容姿端麗で頭脳明晰なイ・ヨンは周囲からも印象が良かったとされてきましたが、その分よく思わない人もいたんでしょうか、、、。

では、イ・ヨンは短命で毒殺されたのか詳しく調査していきましょう。

ぴよ吉
ぴよ吉
毒殺されたって本当かな…。

 

孝明世子|イヨンは21歳で早世・毒殺された可能性が高いと言われている

ドラマでパク・ボゴムが演じたイ・ヨンは、実在の人物である孝明世子がモデルになったことはもうご存じですよね。

実際のイ・ヨンも容姿に優れ、頭脳明晰でドラマのキャラと同様イケメンエリートのような存在であったといわれています。

そんな実際のイ・ヨンこと孝明世子は享年21で亡くなり、あまりにも若い早世であった為(韓国式では享年22歳)、毒殺も疑われました。

元々孝明世子は、病弱であり当時心労が重なり体調を崩していたという説も、、、。

しかし、あまりの若さに毒殺が疑われたのですが実際はどうだったのかは残念ながら解明されていないそうです。

 

この役を演じた俳優パク・ポゴムの思い

今作で主人公イ・ヨンを演じた人気俳優パク・ボゴム。

パク・ボゴム にとっては初主演作でもある為、思い入れも強かったと思いますが、実際ボゴムの役に対する思いが気になるところですよね。

2016年KBS演技大賞にパク・ボゴムは『雲が描いた月明り』で最優秀演技賞を受賞しています。

当時受賞すると思っていなかった彼が、受賞インタビューで涙ながらに制作人と同僚俳優に感謝を述べたのは有名な話ですよね。

イ・ヨンというキャラクターは家族思いであり周りの人を大切にしています。

パク・ボゴムも韓国では家族思いの俳優の1人として有名ですが、それだけではありません。

周りのスタッフや俳優にも親切と有名なんです!!

この辺りがイ・ヨンと重なる部分でもあり、彼の気持ちを考えながら忠実に演じたとパク・ボゴムもあるインタビューで語っていました。

ここまできたらこの役を演じたパク・ボゴムの思いが伝わりますよね。

ぴよ吉
ぴよ吉
かっこよくて人柄もいいなんてさすがだね!

 

まとめ

雲が描いた月明かりは実話?史実ではイヨンは短命で毒殺された?について紹介してきましたがいかがでしたか?

ファンタジー要素も含まれている作品の為、一見はオリジナルかと思いますが実は違っていた。

実話ではないが史実を含んでフィクションとノンフィクションを織り交ぜた作品だったとは気づかないですよね。

さらに、今回はイヨンは短命で毒殺されたかについても紹介してきましたがこちらは現在も謎に包まれておりました

以上を踏まえてみてもお伝えできるのが、既に視聴した方でもまだ視聴していない方でも見応えがあるという事は間違いありません♡

筆者は『雲が描いた月明かり』2回ほどみていますがまた見たくなりました!!

皆さまもこの機会にぜひ視聴してみてはいかがでしょうか?

最後までご覧いただきありがとうございました。